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名を呼ばう

第1章 名を呼ばう


そもそも、まだ正式な兵科配属も済んでいない訓練兵である オフィーリアを調査兵団に巻き込んだのは、誰あろうハンジである。彼女はトロスト区奪還作戦に於ける オフィーリアの獅子奮迅の戦いぶりを見て、直後の掃討作戦にも オフィーリアを参加させる許可をエルヴィンに願い出た。あのときハンジは、たしかに「 オフィーリアの事は私がしっかり見ておくからさ」と言ったのだ。だからこそエルヴィンも、壁外任務に訓練兵を参加させるなどという狂気の沙汰を許可したのだ。ハンジはあれで、戦闘能力に於いても優れた兵士であるので。
それを、あのクソメガネ。 オフィーリアの面倒を見るどころか、いまではすっかり オフィーリアに私生活と雑務の面倒を見られているありさまではないか!
結局、何くれと オフィーリアの面倒を見ているのはリヴァイなのだ。リヴァイとハンジは、だいたいいつもこうである。
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