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弥栄

第7章 手筈



小枯はどう思っているのだろう。
名前を預けた相手との、その先をどう思っているのか。

小枯の頭に触れる。反応がないのを確かめて、掌を預けるようにのせる。土間に落ちた羽織を見やる。小枯に目を戻す。

確かめる気はない。傍にいればわかることだ。

そして鬼鮫は小枯の傍を離れない。
離れる訳もない。小枯が独り守り続けてきた名前ごと、小枯を抱き留めて離さない。




















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