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悪役令嬢に転生したけど推しが中の人だった件について

第15章 『氷の微笑』発動!


その言葉に、マーゴットの顔はさらに青ざめた。
周囲の令嬢や令息たちの視線が突き刺さり、彼女はもはや立ち尽くすしかない。

学園長は厳かに告げる。

 
「マーゴット男爵令嬢。あなたには停学処分を言い渡す。
さらに、アメリア嬢への謝罪と治療費の負担を命じる。
ローゼン家の髪飾りを踏みにじった件も、学園の規律に照らして処罰対象とする」

 
 先程も言ったが我が家の家訓は10倍返し(わたしのだけど)
 きっちり落とし前つけてもらいます。
実はもう、セオリス従兄様に手筈は頼んであったのだ。

会場にざわめきが広がる。
マーゴットはロベルトの腕にすがりつき、涙を滲ませながら出口へと引きずられていった。
  

私は氷の微笑を浮かべ、静かに息を吐いた。
――これで、アメリアは守られた。
そして、ローゼン家の威光は揺るがぬものとなった。

背後からルシアン様の声が低く響く。

 
「……見事だ、ヴァイオレット嬢」
 

その言葉に、私はほんの僅かに微笑みを深めた。
 
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