• テキストサイズ

【NARUTO】夢見が丘【トリップもの/中編】

第7章 あんた本当は…



「でも…まぁ確かに…人形みてぇだな?」

ヤマトに寄りかかるように座ったアスマは、ヤマトに問うように語尾をあげる。

「なんですか?アスマ先生まで冷やかしに来たんですか?」

ヤマトは、先程カカシに散々いじられたことを根にもっているようだ。

「そんなんじゃねぇよ。でも…まぁ…ありゃやばいだろ」

隣にいるヤマトにしか聞こえない程度の声でアスマは続けた。

「容姿もそうだが…ありゃ男は放っておかないだろうな。天然ってやつほど最強なものはねぇからな…ククク」

煙草をふかしながら笑うアスマを横目に、ヤマトは紅とアンコにいじられている瑠璃を見る。

久し振りに出会った彼女は、昔の面影を残しつつも、美しくなっていた。
元々童顔なこともあり、綺麗というよりも可愛い。確かに人形のようなという表現がぴったりかもしれない。
その証拠に、先程からチラチラと皆、瑠璃へ視線を向けている。

「ライバルは多いみてぇだな。」
「そ、そんなんじゃないですよ!!」

口では否定しつつ、気になっている自分に苦笑をもらすヤマトだった。
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp