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いいれんれん〜2人の距離〜

第3章 3話




次の日

仕事帰りにタバコ買おうとマンションから近いコンビニに行ったら




「あれ?たいちゃん?」

「あ!お疲れ!」
ゆりがいて、どうしたの?って軽装のゆりに聞くと

「あのね、お好み焼き食べたいなってなったんだけど………粉を買い忘れちゃって」

「でた。ゆりのおっちょこちょい」
思わず吹き出して


「まぁ、でも。お好み焼きかぁ!それならハイボールかな?いや、日本酒も最高だよな」
今晩の晩酌を考えながら一緒に帰る事に


「俺に持たせて?」
買い物袋を持つと、ありがとう。と笑うゆりの隣に並んで歩く



「…今日和さん帰ってくるのそろそろっぽかったから。和さんに頼めば良かったのに」

「あ、そうなんだ」
いつも通りの会話で


その後、俺でもいいんだよ。って言ったら

困った様に笑うだけなんだろうな



「俺が作るね。お好み焼き」

「え、大丈夫だよ。たいちゃん疲れてるでしょ?」
自分だって仕事あったくせにそんな事言うゆり

「それはお互い様。んじゃー俺が焼くからそれまではやって?ゆりが火傷したら大変」
またおっちょこちょいされてもね

「今日はフラグ立ってるから」

「え?何の?」
首傾げてるし


「またやらかしそう。もう色々経験済みだから」
笑って覗き込むと

「うぅ、、、その節はすみません」
なんか苦しそうな顔して謝ってくるゆり


「ンハハハッ。やめて。その顔であやまんないで」
ツボに入ってしまい

そしたら何故かゆりも笑い出してて


「ふふっ、そしたら。焼くのはお任せするね!」








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