第3章 3話
「つーちゃん仕事熱心だし」
「あ、ありがとう?」
「俺が断ったら、じゃあ誰にって。最近つーちゃんと良く一緒にいる感じ特定の人とかいないっぽいし。そしたら俺以外なら性感エステなんてのがあるんならそっちに頼んじゃいそう」
「…………」
この感情はあんまり感じた事ない類の物で
余計に暴走してしまったかもしれない
「……やきもち?」
え、
やきもちって
「あ、………いや、そんな事ないよね!私なんてそこらへんの葉っぱみたいなもんだし」
少し離れて
やっぱりイラッとして
「つーちゃんは葉っぱじゃない。女の子だろ」
そっと頬に触れる
「せめて。俺といる時は大事にさせて?………あと、このおもちゃ。絶対誰にも使わせないで。特に性感エステはだめ。つーちゃん騙されそう」
「なっ?!」
「全部試すなら俺がやる。…さっきはしくじったけど。大事に抱くから」
「…はい」
素直に頷くつーちゃんに満足して
「………よし!じゃあローターはもういいよな。次どれがいい?」
ローターを他所へ置いて
段ボールの中を見て、次はどれにすっかな。って考えてたら
なんか笑われて
「…何笑ってんの」
「いや、確かにね?知らない人にバイブでガシマンされるよりは秋くんにしてもらう方が安心だなって」
そう言ってつーちゃんも隣に来てバイブ取り出して
「これくらいかなー?」
なんか
触り方がいやらしくて
「…もしかして俺と比較してる?」
「うーん。でも秋くんの方が反り立ちしてるから丁度良いところ当たるんだよね」
「………」
また別のものを取り出して
「あ、これとか反り具合秋くんっぽい!あー。でも小さいね。勃起前くらい?」
「ふっ……くく。」