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いいれんれん〜2人の距離〜

第3章 3話



それからちょっとして

二宮家に行ったり


つーちゃんに構ってもらったりを繰り返してて




今日はつーちゃんに構ってもらおうと思い、ついでにポストも確認してから部屋に向かった



つーちゃんあんまりポスト見ないから…






「ねぇつーちゃん。なんか宅配来てたよ?」
宅配ポストみたら異様にでかい段ボールがあって

「え、なんだろ。何も頼んでないはず……………げっ」
差出人を見てしかめ面で声をあげるつーちゃん



「え、なに?もしかして怪しいやつ?持ってきちゃダメだった?」
内心焦る


なんか変なやつだったらどうしよう


俺は事務所に守られてるからそういった類の被害は受けたことないけど

芸能やってたら色々噂は聞いたりするから

「あ、いや。ありがとう。大丈夫だよ」
あんまり大丈夫じゃなさそうな顔をして言う


「今回はなんだろ」


何でそんなビクビクしてんだよ




思わずつーちゃんの後ろから両肩を掴んで

いつでも引っ張って抱き締めれるように体制を整える



「え…そんな恐ろしい物でも入ってんの」

いざとなったら蹴飛ばして

「開けない方がいいんじゃ、、、って。………え、



まじか」



そこには明らかにえっちに使う系統のおもちゃがわんさか入ってて


なんか見たことあるやつに

ちょっと使い方知りませんって感じのやつまで



え、まって。

手錠みたいなのもあるんだけど



誰だよ!

こんなのつーちゃんに送って来たやつ!




つーちゃんは無言で


なんか同封されてた手紙を読んでいた


俺にも見える様に読んでるし

そう思って一緒に読んでみると


『先生。先日のお詫びも兼ねてお悩みの様でしたのでこちらを送らせていただきます。もしお相手居なければそちらも派遣させていただきますので(性感エステ等)。お困りの際はご連絡ください。 足立』


そんな手紙の2枚目は


『実はこちらの使用した体験談をストーリー調にした漫画を燕先生に描いていただきたいと依頼がありました。もし引き受けてくださるなら体験談資料もお送りいたしますのでそちらの連絡もお待ちしております』








「はぁ。」

盛大なため息のつーちゃん



「なんか……大変だな。燕先生」

なんて可哀想なんだ

経験値少ないのに…
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