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いいれんれん〜2人の距離〜

第2章 2話




「なんか秋くんって大型犬みたいだよね」
背高いし。と付け加えられて

ここでもそれ言われんのか

「そーか?…まぁよく言われるけど。先輩とか親友に」
二宮家を思い出したりしてちょっと笑える

そっと頭を撫でようと手を伸ばしたらその手をつかまれた


「ん?」
なんで止められたかわかんなくてそう聞くと

「…あんまり触らないで。、、お風呂何日入ってないかわからないくらいなの」
なんかお尻ずりずりして離れてくつーちゃん

まぁ、そっか。
それくらい頑張ってたっぽいしね

「そんな先生に朗報です。今ならあったかい浴槽と洗ってくれる大型犬がいるけど。どう?」
構える?いや、構ってもらえるチャンスかなって。そんな提案をしてみる






「ムダ毛とか気になるから後から秋くんが入ってくれるなら」


「あはは。もちろん!」

なんだよ。

やっぱりかわいーじゃん。











脱衣所で待ってて


「秋くん。…どうぞ」
視線逸らし気味でおずおず扉を開けるから
やっと構ってもらえる!とちょっと嬉しくなって
待ってたのを全面に出して入っていくとなんか笑われた





「ここ座ってて。」
椅子に座らして

後ろに回る


屍化したつーちゃんをぴかぴかに

いつもの姿に戻してあげようと丁寧に洗っていく


つーちゃんは気持ちがいいのか

ぼーっとしてて


いや、どっちが犬なんだかとか思ったけど

まぁ、内緒にしておこうかな

つーちゃんはどっちかというと小型犬?


でも、おっぱいそれなりにでかいしな

何だろ。

新しい生き物?


まぁ、とにかく可愛い生物なのには変わりないかな






「よし!洗い終わったよ。髪もトリートメントで艶々」
その声にハッとするつーちゃん

「うえっ?!いつの間に!」

「気持ちよかった?なんかぼけーってしてた」
うん。って頷いてるつーちゃん






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