第2章 2話
目が覚めると
眠る前の温もりは消えていて
「……ん。、、、つーちゃん?」
今日はそんなに早い仕事ないから
アラームかけてなくて
スマホを見ると
まぁ起きるには丁度いい時間か。
そんな風に思ってチラッとつーちゃんのいる方を見る
「あ、おはよう秋くん」
つーちゃんは一心不乱に寝室のテーブルに齧り付いていて
なんか描いてた
あー。仕事か。
そんな風に思いながらベッドから起き上がりシーツとか色々整えて
洗濯物とかやった後に
コーヒー飲みてーなってなったから
勝手にキッチンを借りて
つーちゃんにも持って行った
そこで手を止めて見上げてきたから
「あ、ごめん。邪魔したわ。あとキッチンも勝手に借りちゃった。」
と頭を撫でる
「ありがとう。全然大丈夫だよ。…何もなかったでしょ。朝食食べない派で」
「いや、俺もこれだけで大丈夫」
隣を少し空けてくれたから座る
「……んで。いつからやってたの?それ」
「え、、、わかんない。起きたらまだ暗かったから」
最終的に結構激しく抱いちゃったからな
しんどくねーのかな
「じゃああんまり寝てねーかもな。…大丈夫?身体しんどくない?」
「全然大丈夫!すっごく絶好調!」
こんな早朝にめちゃくちゃテンション高くて思わずびくつく
「あー。……まぁそれならいーけど」
なんかわかんないけど。元気ならいーかとコーヒーを飲む