第1章 1話
それから2年の時が経つと
俺は本当に合鍵をもらって
もはや自宅=二宮家になっていた
居酒屋
「おつかれー。悠」
「秋さんおつかれっす」
景気良くビールを煽る2人
今日は和さんと仕事が被ったんだけど生憎和さんはゆりとバーに飲みに行くらしくて
俺はヘアメイク+最近スタイリストもはじめた鈴木悠と飲みに来ていた
「あー。うめー。」
「秋さん最近つきましたね」
腕の筋肉を見てそう言う悠
「そーなの。最近頑張ってる」
「ますますモテちゃいますね」
わざとそんな事言ってケラケラ笑う悠
「悠は最近どうなの?奥さん寂しがってるんじゃない?」
悠は最近知ったけど実は既婚者で
しかも海外住みらしく、遠距離結婚?らしい
「そうっすね。年一しか会えないんで。テレビ電話はしますけど」
苦笑いの悠
「向こうも忙しくしてるんで。時間合わない時も多いですけど。まぁ多分?うまくやってはいますよ」
「モデルだっけ?確か」
「そうっすよ。でも最近下着ブランド立ち上げて。そっちが忙しいみたいっす。今度サンプル持ってきますね、秋さんも是非」
ありがとう。とお礼を言って飯を摘んでて暫くするとスマホに通知が
「あ、りん姐から」
「夜のお誘いっすか?」
「いや、りん姐とはそんなんじゃねーよ。……あ、まぁ。これは夜のお誘いだな。健全な方の」
その後悠も連れてりん姐のお誘いに向かったんだけど
そこに居たのはりん姐だけじゃなくて