第8章 最終話
「………何でもいーけどさ。誰なの?その心あたりって」
「秋、小野和之って知ってる?漫画家の」
知ってるも何も
事のあらましを聞いて
思わず拳を握ってしまう
「とりあえずつーちゃんが心配になっちゃったから電話してみる…………あれ?つーちゃん?今家?」
チラッと俺を見た後に
なんか難しい顔をするりん姐
「……もしかして。何かあった?……ねぇ。小野先生関連じゃない?」
そして、すぐにジェスチャーでお会計。とするので伝票と俺のクレジットカードを店員に渡し会計を済ましりん姐の鞄と自分の鞄を持つ
りん姐はそれを見て頷いた後入口に向かうのでそれについて行った
「…怪しい。つーちゃんがこんなにわかりやすいなんて。絶対何かあったでしょ。……今から家に行くっ!待ってて!ちゃんと話し聞くから!」
タクシーを止めて乗り込むから一緒に乗り込み
「行く?もう夜遅いけど……ってまさか小野先生のところ?なに?付き合ってるの?」
りん姐の言葉に心臓がバクバク言って
いてーなって思いながら耳を澄ませてりん姐の言葉を飲み込もうとしていた
「あ!ちょ………ちっ。切れたわ」
りん姐はその後つーちゃんのマンションの住所を運転手に伝えて
タクシーは走り出した
比較的に近い場所で良かった
りん姐はあえてなにも聞いてこなくて助かった
今何を言い出すのか俺自身だってわかったもんじゃない