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いいれんれん〜2人の距離〜

第5章 5話



苦笑いで酒を煽って



「美女ねー。……どっちかって言うと」

可愛い。


なんだよな、



あとは



えろい




「含みある言い方。なんすか。気になるじゃないすか」

「うーん。……なんつーか。



抗えないんだよね。主に欲望が」

「あ、、そっちか。えっちぃ話すか。」
ケラケラ笑い出す悠にまた苦笑いして



「まぁ、、。わかんなくもないっすよ?俺も言ったら波に巻き込まれて結婚まで至ったとこあるんで」

「そうなの?悠がガツガツいったんじゃねーかと思ってた」

ちょっと驚いてそう言うと悠は、あはは。と頭を掻いてて


「あー。まぁ。ガツガツっつか。……お互い様なとこはあるんすけどね?ほら。向こうの女性は性に大らかなとこあるから」

確かに

何度か日本人じゃない人ともした事あるけど

皆んな上に乗りたがったなと思い出す


「あ、あれっすか?今回はグローバルな方?」

「いやいや。…まぁ、一応日本人」

「一応って、、訳わかんないっす」

新しい生き物だからな



つーちゃんは



「いつか紹介してくださいよ。彼女」


彼女じゃねーんだよな


そんな風に思いながらも、わかった。と答えた










そっからちょっとして


つーちゃんはまた小野先生と打ち合わせ兼飲みに行くから来なくて大丈夫とか言い出して



あー。やっぱ線引き?みたいのされてんなって感じつつ



それでも会いたいし


温もり欲しさに仕事帰りにふと通りがかった美味そうな閉店間際のケーキ屋の前で電話して








「あ、秋くん。お疲れ様」

「うん。おつかれぇ。……あれ、まだ外だった?」
なんかざわざわしてる音が聞こえた

打ち合わせは夕方って言ってて


大分夜更けてるからもう終わって家かなって電話したらまだ外みたい


ケーキの話をしたら



「今まだバーで飲んでるよ。だからデザートは大丈夫。」

「それってりん姐と?」

「え?違うよ?小野先生」


は?



飲み会からの?





「あ、そっか。……え、でもバー?、、つーちゃん大丈夫?」

思わず心配でそんな事を言って

「え?何が?」

なんでこの人は警戒心がないんだ




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