第5章 試合の後で
玲王がふと立ち止まり
「この日を、俺は一生忘れない」
と言うと、蜂楽が
「俺も!てか、忘れたら罰ゲームね!」
と笑った。
千切は
「…じゃあ、次に会う時は、もっとかっこよくなってるから」
と言い、凪は
「俺は変わらないけど、まあ…また会おう」
とぼそり。
潔は最後に
「この日があるから、俺たちは前に進める。ありがとう、日本。ありがとう、みんな」
と言った。
英美子はその言葉に、涙をこらえながら微笑んだ。
そして6人は、夕暮れの空に向かって歩き出した。
それぞれの夢へ。それぞれの未来へ。