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足元に吹き抜けてく花びら

第2章 彼らは有名人だった!


英美子は怯えながら、チャイムに連動した監視カメラの映像を覗き込んだ。

そこには、明らかに宅配業者ではない、女性一人と男性二人の姿が映っていた。

(え……昨日の今日で家、特定されてる!?)

チャイムの主は、おそらくマスコミ関係者だろう。

英美子は息を殺すようにそっと画面から離れると、慌ててベッドに潜り込み、震えながら彼らが去るのを待った。

その間、親友の恵美にLINEを送ろうとしたが、途中で指を止め、画面を閉じた。

(恵美に迷惑がかかる……)

英美子は急いで手近な荷物をキャリーバッグに詰め込み、スマホでタクシーを呼んだ。

マスコミの姿が見えなくなったのを確認すると、ネットで予約していたビジネスホテルへと向かった。
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