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足元に吹き抜けてく花びら

第2章 彼らは有名人だった!


その様子を、少し離れた場所から見ていた玲王が、腕を組んでため息をついた。

「……最悪のタイミングだな。チャリティーイベントまで、あと3日。メディアも来るってのに」

「世間の目、こっちに向くよね。“元ブルーロック、一般女性と密会”とか、見出しつけられそう」

「でも、この時俺らもいたのに……」

しょんぼりと呟いた潔に、玲王が鋭い声で言い放つ。

「お前の頭も平和だな。スポーツ新聞見てみろ。お前と千切の後ろ頭が僅かに写ってはいるが、上手く切り取られてる。加工されてんだよ。蜂楽と彼女を目立たせるためにな」

玲王は新聞を指差しながら続ける。

「注目を集めるためなら、何でもするのがマスコミってもんだ」

凪が新聞を手にしながら、ぼそりと呟いた。

「英美子さん、絶対困ってる。ネットのコメントとか、見ない方がいいのに……」

玲王はスマホを取り出し、SNSのトレンドを確認する。

「……もう“ブルーロックの彼女”ってタグが立ってる。これは、放っておけないな」
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