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お金を払ってココと付き合ってもらう話

第2章 デート…そして…


「……いや違うな……事故で死んでしまったんだ。だから……俺はそいつが忘れられずにいるんだよ。今でも夢に出てくるんだ」私は彼の話を聞いて胸が締め付けられるような気持ちになった。彼はきっとその亡くなった人のことがまだ好きなんだろうと思ったからだ、「ココさん……」「俺はそれからこんなクズみたいな生活をするようになったんだ。でも後悔はもうどうしようもないから……俺は続けているんだよ。こんな日々を」彼は悲しそうに笑いながら言う。「そうだったんだ……ごめんなさい」「なぜ謝る?お前は何も悪くないだろう?」ココさんが優しい声で言う。「…」「お前のそんな過去を知っちゃったからかな?思い出しちまったよ。あいつとの日々を……」彼はそう言いながらまた一口コーヒーを飲む。「取引相手にそんな話しても意味ないのにな、まったく……この話は終わりだ。これ以上聞いても面白くもないだろ?」ココさんはそう言って立ち上がり私の車椅子のハンドルを握り「さぁ、出るぞ」と言いながら歩き出した彼はどこか寂しそうで悲しそうだった。彼の過去がどんなものかは私にはわからないけれど……きっと辛かったんだろうなと思うと胸が締め付けられるようだった。でも、そんな彼だからこそ惹かれてしまう自分もいて複雑な気持ちだった。
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