第2章 デート…そして…
そしてそのまま近くのショッピングモールに向かったので二人で歩きながらいろいろなお店を見て回ることにする。一緒に服を見たんだけど「ココさん………あなたのセンスってヤバいですよね?」「あ?なんでだよ?お前に選んでんだろ」「でも……派手な服ばかり私にすすめてない?」「ああ、大丈夫だ。お前なら似合うって」そういう問題じゃないんだけどな……私は苦笑いしながらも彼の選んでくれた服を手に持ってみる。確かに可愛いけど……でもちょっと私には派手すぎないかな?それに値段も高そうだし……。私が迷っていると彼は私の手からその服を奪い取ると会計を済ませてしまった! そしてそのまま私の手を引いて次の店に向かう。「え?ちょ、ちょっと待ってよココさん!」「あ?なんだよ?」彼が振り返ると同時に店員が紙袋を持ってくるのでそれを受け取るとまた歩き出す。ーーー「さっきの服、結構高かったんじゃないの?」私が慌てて言うと彼は笑いながら言う。「ハハハッ!気にするな!お得意さんにはよくしないとな!」「え?お得意さんって?じゃあ、私以外にもたくさん女遊びしてたりするの?」「あ?うーん、俺はこういうのはしてないぞ。お前がそういう依頼をしてくるのに驚いたくらいだしな」それってどういうことなんだろう?他に女の人がいなのは少し嬉しいけど、「ねぇ、他の依頼って何してるの?」「あ?ああ、まあ……いろいろだな……守秘義務だし……なにより…単純で優しくて、お人好しのお前は知らないほうがいいんだ」「えぇ、何それ?」私は詳しく詰めてみようかなと思ったけど、彼の少し寂しそうな横顔を見ているとそれ以上何も言えなかった。「でも、ココさん。本当に良かったの?」「ああ、もちろんだ」「本当に?」「ああ、本当だ。だから気にするなよ」彼はそう言ってまた歩き出したので私はその背中を追いかけて車椅子を漕ぎながら考える。(でもやっぱり気になるな……一体誰からお金もらってるんだろ?もしかして危ない仕事してるのかな?もしかして……犯罪とか?でもココさん……なんで悲しそうな目するんだろう?)私の車椅子を押しながらゆっくりと歩き出し近くのベンチに座ると私に缶ジュースを渡してくれた。