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花筏の作る路【鬼滅の刃】

第4章 近づいて





「おい。暴れるな。」


冨岡先生はさやかを抱えたまま少し歩くと、自分のジャージを敷いてある場所にゆっくりと下ろした。
そして数十センチ空けて同じ方向を向くと隣に座りこんだ。


「すっ…すみません…私、あはは…」


さやかは恥ずかしいのを誤魔化すためにとりあえず口を開いた。


「重かったですよね、本当、情けないです…私ったら。」


それでもやっぱり恥ずかしくて、赤いままの顔を両掌で覆った。


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