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黒子のバスケ*短編集*

第2章 君だけに(黄瀬涼太)



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「レイラっち、おはようッス♪」
『涼太くん!おはよう♪』


にっこり笑って挨拶を返してくれるのは、俺の彼女。
もうすぐ付き合って2ヶ月になる。


「今日も可愛いッスねー…」

そう言ってレイラっちのサラサラの髪の毛に触れる。

『ちょ…涼太くん!皆見てる…///』
「えー?いいじゃないッスかぁ…俺たちラブラブなんだし♡?」

レイラっちの髪にキスを落として顔を覗き込めば、顔を真っ赤にしているレイラっち。

か…可愛いすぎッス…


始業を知らせるベルが鳴り、みんなが席に着く。
俺の席は窓側の1番後ろ。そしてその隣りには愛しの彼女。

この席ずーっとレイラっちを見れて最高ッス!

さぁて。今日も一日頑張るッス!



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