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太陽と月 【文スト/中原中也】

第5章 変わった世界


不敵な笑みを浮かべた中也は水を口に含んだ。

まずい…っと思った時には既に遅く…

『ンッ…//』

気付けば中也の腕の中、後頭部を固定されそのまま口付けをされ、そして…

『ンッ//…ゴクン)ッ中也!!///』

「フハッ!顔真っ赤じゃねぇか!」

口移しで水を飲まされたのだ。


満足そうに笑みを浮かべる中也は、もう一口飲むか?っと意地悪な質問をする。

普段であれば断るだろう…

だけどこの時は何故か私は…

『…うん…』

頷いていた。

少し驚いた顔をする中也…

だけど、またすぐに嬉しそうに微笑み水を口に含んだ。

『ンッ…んっ…』

「ンッ…すんげぇ可愛い…」

重なり合う唇は熱をもち、そして流し込まれる水で熱を冷ますという行為を繰り返した…

中也の手が胸を優しく揉み始める…

互いに気持ちが高まり合う。


「白雪…」

『ッ///中也…』

色っぽい瞳をした中也と目が合う…

彼の云いたい事は判っている。

でも身体は限界なのだ。

腰が悲鳴を上げている…

なのに…

彼が欲しいと身体は疼く…

「抱きてぇ…」

そう呟いて再び近づく唇…

鼻先が触れたその時だった。
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