第4章 約束
"太宰が手前に手ェ出した100倍…否、1000倍だな。手前を抱くまでは手前に拒否権はねぇからな"
『そ、そんなの無理…ンッ//』
再開する律動に声が漏れる。
思わず手を口で抑えるも、その手は中也に掴み取られベッドへと縫い付けられる。
そして耳元で囁かれる…
「ッ白雪…手前は俺の女だ…」
『ンッ…うん…』
「約束しろ、二度と俺の前から姿を消すな…」
『うん…約束する…』
私の言葉に中也は嬉しそうに笑う…
太陽のように眩しい笑顔…
その笑顔を見れるだけで私は幸せだ。
「一生俺の側に居ろ…」
『ふふっ、逃がす気もない癖に…』
「当ったり前ェだろ。逃してたまるか…白雪…好きだぜ…」
『私も…中也が好き…』