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太陽と月 【文スト/中原中也】

第4章 約束


『んっ、あっ…ン…!』

「くっ…白雪…」

俺の下で必死に声を抑える白雪が可愛くて堪んねぇ…

なによりさっきのおねだりがヤバかった。

白雪は昔から我儘を云わねぇ。

それは此奴の過去が原因…

幸せになってはいけない…そう思い込んでいやがる。

だから俺は他の奴らとは違うと伝えた。

これで少しは我儘云えるようになりゃいいんだが…



ンなことを考えていると…

『んあっ、ちゅ、や…んっ』

「ン?なんだ?」

『ッ…キス…して…?///』

「なっ!///(クッソ可愛いじゃねぇか!!!)」

白雪の一言で俺の理性はぶっ壊れた。

変な心配するまでもなかったってことだ。


姫の仰せの通りに唇を重ね合わせる…

「白雪舌出せ」

『ンッ!//…ふっ、ンんっ…』

遠慮気味に出した舌に俺は吸い付いた…

そのまま彼女の口内に入り込んだ舌は歯列をなぞり、逃げる舌を捕まえる。

混じり合った唾液が白雪の頬を伝う…

あまりにその光景は妖艶…

目に毒とはこういうことだろう。


白雪の腰が微かに揺れる…

忘れていたが、まだ繋がったままだ。


接吻をし乍ら腰を回すように打ち付けてやれば…

『んっ、ふっ…あっ、んぁっ…』

白雪のナカがうねり、俺のモノを締め上げる…

そろそろ限界だ…

「ッ白雪…そろそろイきてぇか?」

俺の問いに何度も首を縦に振る白雪…

その健気な姿が愛おしい…

白雪の腰を掴み直し、最奥めがけて突き上げラストスパートをかける。

『ッ!ぁあっ!中也…好きっ…好き…』

「っ!///ああ、俺もだ…白雪…手前が好きだ」


愛を囁き合った俺たちはほぼ同時に達した…


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