第4章 約束
「来るぞっ、如何する?」
「ふっ。如何するも何も私の異能無効化ならあんな攻撃、小指の先で、、、、」
飛んでくる触手を避けたが、間に合わなかった太宰はそのまま吹っ飛ばされる。
「太宰っ!」
再び襲いかかってくる触手ぶん殴り、慌てて太宰の元へ向かうと太宰は頭から血を流し不気味に笑っていた…
「手前、深手じゃねぇか、、、」
「あの触手実に不思議だ。異能無効化が通じない」
「莫迦なっ!有り得んのか?そんなこと…」
「私の異能無効化に例外はないよ。可能性は一つ…アレは異能じゃないんだ」
「はぁ!?マジか…愉快な冗談だなぁ、おい…異能力じゃねぇならありゃなんだ?」
ンなこと有り得んのか?
糞、どいつもこいつも俺の邪魔ばかりしてきやがって…
「仕方ない、懐かしのやり方でいこう。作戦コード"恥と蟇蛙"は?」