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君の素肌に触れさせて【チェンソーマン短編集 R18】

第1章 高校の先輩と満員電車で…【吉田ヒロフミ】



『…っ!』

激しい羞恥心に襲われて俯く私のスカートの中へ、再び先輩の手が入ってきた。

『…ぇ……あ、の…先、パイ』
「ん?」
『……手が、あたってるみたいで…』
「…あぁ…悪い。後ろからスゲー押されて…腕、上げられないんだ…」

先輩の大きな手が私のお尻に触れる。

「ワザとじゃないんだけど…これだけ混んでるからさ。仕方ないだろ?」
『そ、そうですね…』

この時の私はまだ、吉田先輩の言葉を信じていた。

「フッ…どうした?さっきから、脚モジモジして…」
『…ちょっと…く、くすぐったくて…』
「そっか。…支えてあげるから、もっとコッチおいで」

そう言って私の腰を自分の方へ強く引き寄せた先輩は、スカートの中の手をお尻から前の方へ移動させた。

「後ろがくすぐったいんだったら…コッチはどぉ?」
『……ぇ…』

閉じた太ももの隙間をかき分けるように長い指が蠢く。

『ひゃぅっ』

思わず身体が跳ねてしまった私の耳元で、先輩がクスッと笑った。

「ルルちゃん、敏感すぎ。…そんな反応されたら…俺だって色々困っちゃうんだけど…」

先輩は私の両脚の間に自分の脚を入れて閉じられなくすると、敏感な部分を掠めるように撫でた。

『…ぁんっ……ゃ……先輩…っ…そんな、とこ…触っちゃ…』
「シー。静かに…」

そう言われて、いま電車の中にいることを思い出す。
身体を壁に押し付けられながら横目で周囲の人の様子を伺ってみると、皆イヤホンを付けてスマホに夢中になっているようだった。

「ルルちゃん、ちょっと濡れてない?…公共の場でこんなことされてんのに…イケナイ子だなぁ」
『…ヒッ……せんぱ……指、挿れちゃ……ゃあ…』

与えられる快感に膝が震えてしまう。

「おっと、危ね…大丈夫?寄りかかっていいから…」

後ろからしっかりと抱き止めながら先輩が囁く。

「ほら、力抜いて…」

しなやかな指が私の中をかき混ぜるように動いた。


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