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大事なモノ~みんなの幸せを祈って~【鬼滅の刃】

第38章 しのぶさんの鉄槌 ― 柱たちの猛省


宇髄さんの「審判」という名の暴走、そしてそれに触発された男たちの総攻撃は、夜が明けるまで止むことは無かった。



朝露が降りる頃、私はもはや自分の足で立つことすらままならず、乱れきった着物をかろうじて押さえながら、這うようにして蝶屋敷へと逃げ込む。

「し、しのぶさぁぁん……助けて……!」

「あらあら……さん!? そのお姿、一体何があったのですか!」

出迎えたしのぶさんは、私の首筋から手首までびっしりと刻まれた「愛の審判(痕)」を見て、手に持っていた薬湯の鉢をパリンッと粉砕した。



「……なるほど。あの野獣(男)たちが、また……。よろしい、全員集めなさい」


十分後、蝶屋敷の庭には、義勇さん、無一郎くん、宇髄さん、そして不死川兄弟が、しのぶさんの放つ「氷のような殺気」の前に正座させられていた。

「皆さん……さんは治療が必要なほど衰弱しています。昨夜の『審判』とやらに参加した方はどなたですか? 正直に答えなさい(怒)」

「……俺だ。だが、宇髄が煽るから……」
「僕も。……でも、義勇さんが一番しつこかったよ」
「おいおい、俺のせいにすんじゃねェよ! 俺は派手に盛り上げただけだ!」



「うるさいですね、静かにしなさい!!!!」

しのぶさんの一喝で、最強の男たちが一瞬で沈黙した。
彼女の背後には、怒り狂ったアオイちゃんとなほちゃん、きよちゃん、すみちゃんも加わり、もはや絶体絶命の包囲網。



後日。

治療を終え、ようやく人心地ついた私は、しのぶさんに支えられながら彼らの前に立つ。
いつもなら、彼らの情熱に押されてしまう私ですが、今日ばかりは違う。


「皆さん、よく聞いてください。……私は、決めました」

男たちが一斉に、縋るような、あるいは期待に満ちた瞳で私を見つめた。

しかし、私は深呼吸をして、はっきりと宣言した。


「当分の間、私は一人で寝ます! 誰も、部屋に入れるつもりはありません! もちろん、お触りも一切禁止です!」

「「「「「ええええええええ!?」」」」」



「当然です」
としのぶさんが追い打ちをかける。

「今日からさんの部屋の前には私が結界(物理)を張ります。近づいた瞬間に、特製のしびれ薬を打ち込みますからね」

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