• テキストサイズ

大事なモノ~みんなの幸せを祈って~【鬼滅の刃】

第36章 不死川兄弟愛 ― 挟まれた私の受難※微裏閲覧注意※


しかし、楽しい時間は一瞬で過ぎ去るもの。



夕暮れ時、屋敷に戻った私たちを待っていたのは、怒髪天を突く実弥さんだった。





「……てめェら、よくもを連れ出しやがったなァ! 覚悟はできてんだろうなァ!」



炭治郎くんたちは「修行です!」と実弥さんに引きずられていき、私は私で、その夜、不死川兄弟の「部屋」に招かれることになりました。

「……兄貴、俺だってさんのこと……大切に思ってるんだ。……柱だからって、譲るつもりはねぇ」
「あァ!? 弟の分際で生意気言ってんじゃねェよォ! 俺の方が、こいつを想ってる時間は長いんだよォ!」


部屋の中、私は実弥さんと玄弥くんに挟まれて座らされている。

「おい、! 俺の腕の方が逞しいだろォが! 抱かれた時の安心感も、俺の方が上だ!」

実弥さんが強引に私を抱き寄せ、その逞しい胸板に顔を押し付けてきた。

「……そんなの分かんねぇだろ! 兄貴は乱暴すぎるんだ。……俺の方が、優しく……大切に、触れることができる」

玄弥くんが反対側から私の手を握り、指先に情熱的な、けれどどこか震えるキスを落としました。

「おい玄弥! どこでそんな技を覚えたァ!」
「兄貴の背中を見て覚えたんだよ!」


不器用な兄弟が、私を挟んで「どっちがより深く愛しているか」を、言葉と愛撫で競い合う夜。

実弥さんの荒々しい口づけと、玄弥くんの初々しくも熱烈なアプローチが交互に降り注ぎ、私はパニックと快楽の狭間で、何度も声を枯らしました。


「あ、実弥さん、そこ……っ! 玄弥くん、そんな顔しないで……っ!」



結局、兄弟喧嘩はいつの間にか「どっちがより私をトロトロに蕩かせられるか」という共同戦線に変わり、私は不死川家の深い、深すぎる血筋の情熱に、朝まで翻弄され続けるのであった。


*
/ 138ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp