第33章 炎柱との出会い
その日の夜。
隠れきれなかった杏寿郎さんは、開き直って堂々と姿を現した。
彼は千寿郎くんの肩を叩き、清々しい笑顔でこう宣言したのです。
「千寿郎! お前のエスコートは見事だった! だが、俺もを想う気持ちを抑えることはできん! 兄弟と言えど、恋の道は真剣勝負! ここからは正々堂々と、二人でに愛を伝えようではないか!」
その夜の寝室は、まさに「愛の戦場」と化した。
「! 俺の熱い抱擁を受けてくれ! 君を離したくない!」
杏寿郎さんが力強く私を抱き寄せれば、
「……兄上、強引すぎます。さん、僕の隣は静かで落ち着きますよ?」
千寿郎くんが反対側の手を握り、私の肩にそっと頭を預けてきます。
太陽のような兄と、月のように静かに燃える弟。
「あ、あの、二人とも……っ、交互にアプローチされると、私の心臓が持ちません!」
二人の異なる熱量に挟まれ、私は嬉しい悲鳴を上げながら、深い愛の渦に沈んでいった。
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