• テキストサイズ

大事なモノ~みんなの幸せを祈って~【鬼滅の刃】

第30章 秘薬の誤算、そして「獣」たちの目覚め※微裏閲覧注意※


「おい……逃げるなよォ、……」

不死川さんが、野獣のような低い唸り声を上げ、私の背後に立ち塞がった。
その瞳には、もはや「理性」の欠片も残っていない。



「よもや、よもやだ……! 我慢という言葉を、俺の脳が拒絶している!!」
煉獄さんが、爛々と輝く瞳で私を抱き寄せました。

「派手に……全部奪わせてもらうぜ……」
宇髄さんが、荒い吐息と共に私の服に手をかける。



薬によって「抑制」を司る理性のリミッターが完全に外れた彼らは、もはや一人の淑女を労わる剣士ではなく。

ただ、愛しい獲物を貪り尽くそうとする、本能に忠実な「獣」そのもの。

「ひゃ、ひゃあぁぁ! しのぶさーん! 助けてー!」
「ごめんなさい、さん! 私も捕まりそうですぅ!」


しのぶさんもまた、同様に獣化した義勇さんたちに囲まれ、逃げ場を失っていました。

その夜、産屋敷邸から響き渡ったのは、これまで以上に激しく、甘く、そして絶望的なまでに濃密な、の「嬉しい悲鳴」。


一晩中、代わる代わる、あるいは同時に襲いかかる獣たちの情熱に、私の意識は何度も真っ白に塗りつぶされ、朝を迎える頃には、もはや名前を呼ぶ声さえ枯れ果てていた。


*
/ 139ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp