第25章 逃げ場のない目覚め※微裏閲覧注意※
眩しい朝陽が、粉砕されたままの襖の隙間から容赦なく差し込む。
昨夜、理性の決壊した義勇さんが乱入し、なし崩し的に始まった「四人の夜」。
その名残は、乱れた布団と、重なり合うように眠る四人の姿に色濃く残っていた。
私の右側には義勇さんが、左側には炭治郎くんが、そして足元には無一郎くんが、まるで私を檻のように閉じ込めて眠っている。
その静寂を切り裂いたのは、聞き覚えのある「ブチッ」という血管の切れる音。
「……てめェら、いい加減にしろよォォォ!!!」
地響きのような怒号と共に、部屋の空気が一瞬で凍りついた。
私が跳ね起きると、そこには般若のような形相の不死川実弥さんと、手に持った薬湯の盆をみしみしと鳴らしているしのぶさんが立っていました。
「冨岡ァ! てめぇ『指導に行く』とか抜かしておきながら、どさくさに紛れて何混ざってやがんだァ! このドスケベがァ!」
「あらあら……。義勇さん、炭治郎くん、時透くん。三人でさんを囲んで……一体どんな『指導』をなさっていたのか、詳しく、詳しく伺いましょうか?」
しのぶさんの笑顔の裏から、どす黒い殺気が溢れ出している。
「二人とも、落ち着いて…なんだか怖いよ?」
「これが落ち着いておれるかァァァァァ!!!!!」
の声までもかき消されたのであった。
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