第25章 逃げ場のない目覚め※微裏閲覧注意※
三人だけの甘い「共犯生活」が始まって数週間。
その平穏(という名の蜜月)は、一人の男の暴走によって、さらなる混沌へと引きずり込まれることになる。
ある夜。炭治郎くんの腕に抱かれ、無一郎くんに首筋を甘噛みされながら、私はまどろみの淵にいました。 しかし、突如として寝室の空気が凍りつく。
「……指導に来た」
「ひゃいっ!?」
私が飛び起きると、そこには抜刀こそしていないものの、凄まじい圧を放つ冨岡義勇さんが立っていました。
「冨岡さん!? こんな夜更けに……しかも人の家に勝手に入ってくるなんて!」
炭治郎くんが私を庇うように立ち上がるが、義勇さんの瞳はかつてないほどに据わっていた。
「……報告を受けている。お前たちが修行もせず、一日中この女を『愛でて』いるとな。……放置すれば、彼女の体が持たん。ゆえに、俺が管理する」
「管理って……義勇さん、目が怖いよ。ただ嫉妬してるだけでしょ?」
無一郎くんが冷ややかに指摘した瞬間、義勇さんの中で何かが音を立てて弾けた。
「……そうだ。嫉妬している! なぜ俺ではなく、この二人なのだ……!」
あの冷静沈着な水柱が、感情を爆発させて叫ぶ。
彼はそのまま大股で歩み寄ると、炭治郎くんと無一郎くんを左右に突き飛ばし、私を力強く、折れそうなほど抱きしめた。
「……! 俺は、お前を失いたくなくて、ずっと理性を保とうとしていた。だが、もう無理だ。……お前が、お前が愛おしすぎて、壊れそうだ」
義勇さんの体は微かに震えていました。その熱い吐息と、むき出しの情熱に、私の心臓はこれまでにないほど激しく打ち鳴らされる。
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