• テキストサイズ

大事なモノ~みんなの幸せを祈って~【鬼滅の刃】

第14章 明かされる「力の正体」と無惨の影


翌日。



体調が安定した私はお館様に呼ばれ、再び二人きりで対面しました。お館様の表情は、いつになく真剣なもの。

「、君が任務で放った力……あれは、この世界の理(ことわり)を一時的に停止させる力だと思うんだ。
……君がいた未来の情報が、この世界の『現実』を上書きしようとしているんだよ」




お館様は静かに私の手を取った。


「そして、悪い知らせがある。
……鬼舞辻󠄀無惨が、君の存在に気づいたようだ。彼は、君の持つ『未来の知識』と『理を変える力』を食らうことで、自分が何千年も求めていた完璧な不死を手に入れようとしている」




心臓が冷たく凍りつくような感覚。




「私が……無惨に狙われている?」

「そうだ。君は今や、鬼殺隊の希望であり、同時に最大級の火種となってしまった。
……だからこそ、柱たちが君を守ろうと必死になっているんだ。彼らの無作法を許しておくれ。彼らは、本能で君を失うことを恐れているんだよ」



お館様の言葉に、私は外で私を待っている義勇さんと無一郎くんの気配を感じた。


私が知っている「全滅」の未来。

それを変えるために私が持ってきた力は、同時に最悪の敵を呼び寄せる呼び水でもあったのだ。



「……お館様。私、逃げません。皆さんと一緒に、運命を変えてみせます」

決意を口にした私に、お館様は優しく、けれどどこか寂しげに微笑むのであった。

*
/ 125ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp