第47章 夢幻の出会い ― 獅子色の髪の青年※裏R18閲覧注意※
「……ん、……はっ!」
目覚めると、そこは竈門家の屋根裏部屋。
外からは「おい! が起きてこねェぞ!」
「疲れてるんだ、寝かせてあげよう」
という、相変わらずの柱たちの騒ぎ声が聞こえてくる。
しかし、私の体には夢の中の甘い怠さが残り、腰の奥にはまだ錆兎さんの温もりが残っているような錯覚さえあった。
(……まさか、夢の中で浮気しちゃったなんて、絶対に誰にも言えない……!)
鏡を見ると、そこには夢の中で愛されたせいか、少しだけ艶っぽくなった自分の顔があった。
下から聞こえてくる「早く会いたい」という男たちの殺気だった愛情に、私は少しだけ心強さを感じながら(あるいは錆兎さんという秘密の味方を得た余裕を持って)、新しい一日を始めるのでした。
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