第47章 夢幻の出会い ― 獅子色の髪の青年※裏R18閲覧注意※
錆兎さんの声は、まるで深い湖に落ちる雫のように、私の心に波紋を広げていった。
彼は私の頬を優しく撫で、そのまま指先で私の唇をなぞります。
「……可愛いな。あいつらが必死になる理由もわかる。だが、今この瞬間、お前の隣にいるのは俺だけだ」
錆兎さんは私の体をゆっくりと押し倒し、覆いかぶさってきた。
夢の中の彼は、驚くほど温かくて、それでいてどこか透き通るような冷涼さも持ち合わせている。
「ゆっくりでいい……。俺がお前を、どこまでも甘い場所へ連れて行ってやる」
耳元で囁かれる、落ち着いた大人の低音。
彼は私の着物の帯を迷いなく解くと、肌に直接、吸い付くような口づけを落としていく。
義勇さんの不器用さも、実弥さんの荒々しさもない、ただただ私を「溶かす」ためだけの、熟練した愛撫。
「あ……っ、錆兎、さん……ダメ……」
「ダメじゃない。……いい声を出すな。もっと、俺の名を呼べ」
何度も、何度も甘い言葉を注ぎ込まれ、私は夢の中で彼の腕に縋り付きました。
絶頂へと向かう波が押し寄せる中、彼は私の瞳をじっと見つめ、優しく、けれど逃げ場のない強さで私を貫き、最後までゆっくりと私を愛し抜いたのです。
夢の終わり。
達した瞬間の熱い余韻の中で、彼は私の額に優しく口づけをしました。
「……義勇たちには内緒だぞ。また、夢で会おう」
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