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大事なモノ~みんなの幸せを祈って~【鬼滅の刃】

第47章 夢幻の出会い ― 獅子色の髪の青年※裏R18閲覧注意※


柱たちの熾烈な争いから逃れるように、私は炭治郎くんの誘いを受けて竈門家へ身を寄せることにしました。しかし、蓋を開けてみれば「護衛」という名目で、義勇さん、実弥さん、無一郎くん……さらには宇髄さんまでがついてくる始末。

狭い竈門家は最強の男たちで文字通りパンク状態。

ですが、炭治郎くんの計らいもあり、今夜だけは離れの屋根裏で一人、静かに眠れることになったのだ。

連日の「愛の包囲網」による心身の疲労が限界に達していた私は、布団に入った瞬間に深い眠りへと落ちていきました。



気がつくと、
私は霧のかかった幻想的な森の中に立っていた。

「……こんなところで何をしている? 随分と、男たちに揉みくちゃにされてきた顔だな」

振り返ると、そこには不思議な存在感を放つ青年が立っていました。獅子色の髪に、右頬の大きな傷跡。けれどその瞳は、これまで出会った誰よりも静かで、そして深い慈愛に満ちていた。

「錆兎……さん?」
「俺を知っているのか。……ふっ、義勇あたりが俺の話でもしたか」

彼は柔らかく微笑むと、私の隣に座りました。
現実の柱たちのような強引さは無い。

けれど、彼が私の肩に手を置いた瞬間、心の奥底がじんわりと熱くなるのを感じた。


「お前は、頑張りすぎだ。……少しは、俺に甘えてもいいんだぞ」



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