第46章 炭治郎の再アプローチ ― 家族の絆という光
「…グスッ」
手紙の温かさに涙ぐむ私。
しかし、それを見た柱たちの嫉妬はさらに燃え上がる。
「……家族まで使って外堀を埋めるとは。炭治郎、お前が一番質が悪いな」
義勇さんの腕に力がこもる。
「けっ、そんな紙切れ一枚で勝った気になるなよォ! だったら俺も、親戚縁者探してきてでも認めさせてやる!」
実弥さんが鼻息荒く宣言し、
「……いいよ。炭治郎の家族ごと、僕が養うから。だから僕を選んで」
無一郎くんがさらに深く私に顔を埋めました。
「ひゃああ! もう、誰を選べばいいの!?」
炭治郎くんの「家族」という絆、柱たちの「独占欲」という熱情。
四人の男たちに全方位から包囲され、私の心は甘い悲鳴を上げながら、答えの出ない幸せな夜の渦へと沈んでいくのでした。
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