第2章 始まりの糸
制服を捲られ、胸に吸い付く蛍の手は、スカートを捲って太腿を撫でる。内腿を指でなぞりながら上がっていき、下着の上から割れ目を撫で上げた。
擽ったいような切ないようなその感覚に足を閉じたくても、足の間に膝を捩じ込んだ蛍のせいで、その感覚に耐え続けることしか許されなかった。泣きたい訳でもないのに、視界が歪んでいく。
「よかった…パンツまで濡れてる」
舌で突起を転がし、弄ぶように吸っていた蛍は唇を離して顔を上げると、息を呑む程の美しい顔で笑った。紅潮した頬が蛍の感情の昂りを知らせる。
心臓は痛い程脈打ち、花火が夜空で弾けるような全身まで伝わる響き。蛍にドキドキしている。もしくは、この行為に…。
ボーッと蛍を見つめていると、長い指が下着のゴムに掛かり、脱がされていく。恥ずかしいのに、蛍の熱と優しさに溶かされて、腰が浮いた。
腫れた蕾に直接、蛍の指先が触れる。大きな反応を見せながら私の身体は、月に溺れていった。
「あ…んっ……蛍っ…なんか、くるっ!あっ、あぁっ!!」
指の腹で優しく擦られ続け、何かが上り詰めてくる感覚に、全身に力を入れてその時を迎えた。頂きまで上り詰めて弾ける。腰がビクンビクンと跳ねていた。
「ふっ、気持ち良かった?僕も気持ち良くなりたいから、準備する」
鼻で笑った蛍は指を私の中心に沈めてきた。準備とはなんのことだろう。体内に入り込む違和感に戸惑いながら、真意を確かめるように蛍を見つめた。
だけど、ある一点に触れられ、電流が走ったように反応してしまう。蛍は「ココ?」と首を傾げながら聞いてくる。よくわからないけど、うんと頷いた。