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TRUE〜絡み合う糸〜【ハイキュー!!】

第9章 TRUE〜糸の先〜


私、飛雄、蛍…ぐちゃぐちゃに絡み合った糸は解け、それぞれに意味を持って、真っ直ぐに繋がる。

温かい黄色い糸が蛍に伸びていく。
燃えるような赤い糸が飛雄に伸びていく。

この世には色んな愛の形がある。例え歪なものでも、それは真実の愛だろう。確かにその想いを胸に秘めているのだから__。




蛍、私は蛍のこと、愛してたよ。今も愛してる。でも、この愛は――決して切れることのない縁で結ばれたあなたへの愛。

揺、僕は揺を今も愛している。少し大人になれた気がする。影山と一緒にいる君を見ると、今でも胸が痛むけど、君は――僕の妹。幸せになって…。

揺、俺は月島に愛されているお前ごと愛してる。悲しみも痛みも抱えたお前を――永遠に離さない。

飛雄、これからもずっと一緒にいてください。いつまでも――あなたの女として在りたい。


「揺、早く」

「ごめん蛍、歩きにくくて…」

純白に身を包んだ私は蛍の腕に手をかけた。
そして、開かれた扉の中に進んでいく。進む先は――黒いタキシードに身を包んだ愛しい人。

「揺、愛してる」

蛍の腕から離れ、飛雄の隣に立つと、耳元で囁かれる。「私も…」と小さな声で呟いた。

その日、鐘の音が3回響いた。



TRUE〜絡み合う糸〜 -完-
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