第3章 影に落ちる
「っ…何もしないって…ぁ…」
「だから言ったんだ、ソファで寝るって……触りたくなるのは当たり前だろ」
暗闇で、ましてや影になっていれば、表情なんて見えなかった。飛雄くんの声は、拗ねているような…でも、確かに熱を含んでいる気がした。
唾液で滑った指が敏感な蕾を撫でた。ビクッと震えながら飛雄くんの胸にしがみつき、溢れ出る恥ずかしい声を必死に抑えていた。唾液ではない、ぬるぬるとした液体が溢れてくるのがわかる。
「痛くねぇ?力加減とか、触り方わかんねぇんだけど…」
これを言うのは恥ずかしい…でも、飛雄くんが求めている。声が不安がっている。
「ふっ、ん…き、気持ちいい…」
「じゃあ…声聞かせろよ」
震えているような、緊張しているような声で、私を追い詰めてくる。くちゅくちゅと音が鳴り始めて、恥ずかしい…ぬるぬると滑る飛雄くんの綺麗な中指は、迷いがなくなったように激しさを増していった。
「やっ、あっ……やぁ…んぅ、ぁあ」
髪を撫でながら額にキスをされて、「嫌じゃねぇだろ」と囁かれる。どうしよう…飛雄くん、めちゃくちゃかっこいい。