第2章 始まりの糸
痛みと甘さの余韻に震えながら荒くなった息を整えていく。蛍は避妊具の処理をしてから大丈夫?と声をかけてきた。
少しその琥珀色の瞳に見つめられてから、足を広げられた。恥ずかしいと思いながらも、力は入ることなくされるがまま。恥ずかしいと言葉にすることもままならない。
「痛い?……よね。とりあえず、シャワー浴びるよ。起きて」
ゆっくりと起き上がらせられて、あまり負担がかからないように抱えられる。それでも、蛍を受け入れたソコはジンジンと熱を持ち、痛みを発していた。ズキッという痛みに、蛍の制服を握った。
そうだ、私たち…制服を着たままあんなことをしていたんだ。締め付けがなくなったブラと、脱がせられた下着だけが変わっていて、見た目など、何も変わっていなかった。
脱衣所で制服を脱がせられて、裸になった蛍に浴室へと連れられていく。先程は蛍の身体を見る余裕がなく、熱が引き冷静になった今、そんな姿を見せられては、心臓だけではなく全身が早鐘を打つ。
「血、出てたよ。もし、数日で止まらなかったら教えて」
血が出るものなんだと不思議に思いながら頷いた。
「もうした後だけど…ごめん。本当に嫌だったんなら、気が済むまで殴って」
「え…いや、嫌じゃないよ。びっくりはしたけど…」
シャワーを浴びながら、蛍に首に腕を回され引き寄せられた。そのまま私たちの濡れた唇は重なって、行為の前よりも静かで優しい口付けが交わされる。舌はまだ熱いままだった。