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私が梵天の首領マイキーに飼われるまで

第1章 誘拐


「三途、蘭」「ボス!お疲れ様です!」と三途さんが大きな声で挨拶をした。すると私の目の前にいた蘭さんが私から離れた。そしてボスに向かって歩いて行った。「お久しぶりっす~」と二人は言った。私も扉の方に目を向けるとそこには、、「え?やっぱり?」私はそう呟いた。だってそこに立っていたのはやっぱり、、、、私が昔仲が良かった友達のマイキーだったから。「久しぶりだな。夢子」とマイキーは私の事を見て言った。でも、、、、昔の私の友達だった、、、マイキーとは全然違う、、冷たくて、、、少し悲しそうな目だし。クマもすごい。それにちゃんとご飯食べてるのってくらい痩せてるし。まるで別人みたいだ。「ま、マイキー?」私がそう聞くとマイキーはニコリと笑って私の顎を掴み無理やり顔を上げさせた。「なぁー夢子。俺はさ、お前とまた会えて嬉しいよ」マイキーは冷たい目で私を見てそう言った。「なぁ、これを着ろ」三途さんはそう言って黒い袋を私に渡してきた。私はそれを受け取った。「え?これって、、」私がそう聞くと蘭さんが答えた。「これはね~夢子ちゃんが着る服だよ~」「は?じゃあ、私が裸でこれを着ろって言うの?」と私は聞いた。すると二人は気まずそうな顔をして「それはちょっとね~」と言った。蘭さんはコソコソとマイキーに何かを話していた。「マジで!?そんなん着せんの?流石にこれやばくない?」「いいのいいの、ボス、」「あー、、まぁ確かにな。じゃあ、やるか!」二人はそうコソコソと話していた。私はその会話を聞いてゾッとした。私は怖くて中を見ることが出来なかった。
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