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私が梵天の首領マイキーに飼われるまで

第1章 誘拐


「あのーそろそろ私帰りたいんですけど、、」私がそう言うと蘭さんが「ん~それは無理かな~」と笑顔で答えた。「え?」「だって、、もう夢子ちゃんは俺達と付き合わないとここから出られないし」「は?どう言う事ですか?」私がそう聞くと蘭さんは「だから~俺達はね~梵天っていう組織なの、、」と説明してくれた。私はそれを聞いて驚いた。まさかこの人達って本当に犯罪組織の人だったんだ。すると蘭さんがまた話を続けた。「それでさ~そのボスからのご命令でね」「え?ボスって」「そう~惜しいなぁ~惜しいなぁぁ~惜しいなぁ!」「え?」「俺たちのボスマイキーがお前をここに入れたの」「え?マイキーって、、もしかして、、、、、私の昔の元カノの!?」私がそう言うと「うん!そうだよ~」と蘭さんは答えた。「だから、来てもらうぞ」三途さんは無理矢理車椅子を押そうとした。「ちょ、ちょっと待ってよ!まだ状況が掴めてないよ!」私は三途さんの腕を押し返した。「チッ」「ほら~春千代が乱暴な事するから夢子ちゃんが怖がってる~」と蘭さんは言った。いやそもそもこれはアンタのせいなんだけどな!!すると蘭さんが私をギュッ抱きしめた。そして耳元で「大丈夫~怖くないからねぇ~」と囁いた。
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