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俺の名は

第7章 2つの影


ただ熱に突き動かされ、与えられるたびに深く求めてしまう。

呪「もっと……俺を求めろ。」

女は羞恥に震えながらも、抗えない衝動に口を開いた。

「……欲しい……もっと……っ。」

その言葉に呪霊は満足げに笑い、ようやく深く与える。

媚薬の効能で感覚は倍増し、女は声を張り上げて仰け反った。

本能に縛られ恥も理性もすべて奪われたまま、ただ呪霊を求め続けるしかなかった。

狭い路地裏に、湿った吐息と水音が重なり続けていた。

媚薬が効いた女の身体は、もはや自分の意思では動かせず呪霊に与えられる刺激すべてをむさぼるように受け入れていた。

呪「もう、俺なしじゃ耐えられないだろう……?」

耳元で低く囁く声に女は首を振ろうとするが、唇から漏れるのは否定ではなく甘い声だった。

背中を壁に押しつけられたまま腰を抱え上げられ、逃げる余地もなく呑み込まれていく。

媚薬の効果で感覚は鋭敏になり、触れられるたびに痺れるような熱が全身を駆け巡った。

「……あ、あぁっ……。」

女の声は路地裏に響き、夜の闇に溶けていく。

羞恥で口を押さえようとしても呪霊はそれを許さず、指を絡めて両手を縛るように壁へと固定する。

呪「隠すな。全部晒せ。……お前がどう果てていくか、俺が全部見てやる。」

荒々しく与えられるたび女の身体は仰け反り、喉の奥から声が漏れる。

媚薬の熱は既に理性を焼き尽くし、抗う気力を奪っていた。

むしろ抗えば抗うほど欲望が強まり、与えられる瞬間を待ち望んでしまう。
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