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俺の名は

第7章 2つの影


壁際に崩れ落ちた彼女の姿は衣服が乱れ、涙と汗で濡れ、まだ身体の熱が収まっていない。

その表情を見た瞬間、2人の男の間に嫉妬の炎が燃え上がった。

悟が、低く唸る。

悟「……他の奴に触られて……こんな顔してんのか。」

甚爾もまた、無意識に拳を握りしめる。

甚「……気に入らねぇな。」

2人の視線に射抜かれ、女は小さく身を竦めた。

「ち、違う……私、そんなつもりじゃ……。」

しかし言い訳を最後まで言う前に悟が歩み寄り、その顎を乱暴に持ち上げる。

悟「……弁解なんて聞きたくねぇ。……帰るぞ。」

その声は荒々しいが、抱き上げる腕は決して落とさない。

女は抵抗する力もなく、2人に支えられるまま夜の闇を後にした。


─────────────

帰り着いたのは、3人がいつも身を寄せる部屋。

女は布団の上に下ろされるが落ち着く間もなく、両側から鋭い視線が突き刺さる。

甚爾の体に入った悟が、低く囁く。

悟「……俺の女だろ。なんで他にあんな顔見せるんだ。」

逆に悟の体に入った甚爾は、皮肉げに笑いながらも同じ熱を宿していた。

甚「俺もだ。……見せちまったからには、納得できねぇ。」

2人の男に挟まれ、女は胸の奥をぎゅっと掴まれるような感覚に震える。

呪霊に弄ばれた後、今度は2人の嫉妬と独占欲に囲まれて――。

「……ま、待って……。」

掠れた声で訴えるが、2人は止まらなかった。

悟は女の乱れた衣服を乱暴に剥ぎ取り、その素肌を露わにする。
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