第5章 心に宿る、君の声
悟「…ほら、もう逃げられない。」
悟は満足げに笑みを浮かべると、彼女をベッドに押し倒す。
上から覆いかぶさり、わざと重みをかけて身動きを封じる。
唇が首筋に触れた瞬間、軽い吸い付きではなく噛みつくような強い刺激が走る。
「ひっ…!」
澪の声が漏れると悟はそれを面白がるようにさらに深く噛み、痕を刻みつけていった。
悟「これで、お前が誰のものか…分かるだろ。」
吐息混じりの低音が耳元で響く。
その声が脳を痺れさせ、抗おうとする気持ちを少しずつ溶かしていく。
悟の手は荒々しく服を脱がせ、むき出しになった肌を指先と舌で執拗になぞる。
優しさなど一切なく、まるで征服の証を刻み込むように。
悟「全部…俺に見せろ。」
彼はそう言って、抵抗する彼女の膝を押し広げる。
羞恥で顔を背ける澪の頬を、ぐいと掴んで前を向かせた。
悟「逃げるな。泣き顔も全部、俺が見る。」
視線を絡めたまま悟はさらに深く侵入し、反応を1つ残らず拾い上げる。
彼女の身体は縛られたまま敏感な部分を徹底的に責め立てられ、息が詰まるほどの快感に支配されていく。
悟「ほら…まだ隠すか?」
問いかけながら答える暇も与えず、彼は速度と強さを増していく。
澪の声は徐々に抑えられなくなり、ベッドの上に響き渡る。
悟はその声を聞きながら、薄く笑った。
悟「良い声だ…もっと出せ。」
片手は縛った手首をしっかり押さえ、もう片方は容赦なく敏感な場所を弄ぶ。
完全に主導権を握られた状態で、澪はただその波に呑まれていくしかなかった。
悟の視線は彼女が快楽に崩れていく様を一瞬も逸らさず見つめ続ける。
悟「俺の前じゃ…全部さらけ出せ。嫌でもな。」
その言葉が最後の楔となり、澪は自分が完全に彼の掌の中にあることを痛感する。
そして悟は、まだ満足しないというように、さらに深く、さらに激しく彼女を責め続けた。
支配と快楽が絡み合うその夜は、まだ終わりを告げる気配すらなかった。