第5章 狂愛(マティ、フロ、リチャ)
「あ、あの。くっつきすぎ...。」
フロ「だって見張っとかないと、男呼ぶでしょ?」
「あれはそんな関係じゃないのに。」
マティ「がそんな関係じゃないと思っていても...アイツがどう思っているか分からない。」
リチャ「だから、私達がアイツからを守ってやるんだ。安心してくれ。に指一本たりとも触れさせない。」
「はぁ...。」
あれからリチャードはフロリアンとマティアスに、事の顛末を話した。当然2人は激怒しの貞操を守る為にこうしてそばにいる。鬱陶しいと思っているのがの表情からも3人は察するが離れてやるつもりなんてさらさら無かった。
「○○くんは優しいんだ!私に手を出したりなんてしない!なんにも知らないくせに!」
フロ「...。そんなに怒らなくても大丈夫だよ?僕達が守ってあげるからね。」
話しが通じない事には頭を抱えた。フロリアンは綺麗な笑顔を浮かべてを抱きしめる。
フロ「はいい子だから、僕達の言う事聞けるよね?」
リチャードも反対側からに擦り寄ると甘い声で告げる。
リチャ「...大丈夫だからな。あの男はもうに近付けさせない。だからもあの男の事なんて忘れろ。いいな?」
マティアスは後ろからを抱きしめ、つむじにキスを落としそして項にキスをする。
マティ「君はアイツの事を優しいなんて言うけどそれはただの仮面だよ。優しいフリしてに近付いてに酷いことをしようとしていたんだ...。」
「そんな事ない!貴方達は○○くんこと何も知らない!!○○くんは貴方達よりも気遣いが出来て優しくt
フロ「...。」
低い声で遮られてしまい思わずは口篭る。今までに無いような真顔のフロリアンが居たからだ。
「フ、ロ、リア...ン...。」
フロ「はいい子だよね?」
「う...う。」
フロ「さっきも言ったハズだ。...僕達の言うこと聞けるよね?」