第3章 野外で...(マティ)
マティ「あの...。その...。が良ければデートとか...行きたい。」
「へっ?」
フロリアンに風呂で襲われた後、マティアスに連れ去られ何とかフロリアンから逃げる事が出来た。
2人きりのリビングでマティアスが突然そんな事を言った。
インドア派なのかと思ったら案外違うらしい。
マティ「が住む世界のことを知りたいんだ。」
愛故にマティアスはの事を知りたいらしい。
微笑んでそんな事を言うものだから太い矢で射抜かれたような感覚に陥る。
「...きゃわたんっっ!!!」
マティ「か、可愛い?わ、私が...。」
可愛いと言われて不本意なのかマティアスは下がり眉を更に下げる。
マティ「現代の服とかあまり分からないから...が選んで欲しいな...。」
「つまりコーディネートと!」
マティ「そういうこと。」
「ふふっ!いいよ!マティアスに合う洋服選んであげるね?」
マティ「嬉しい。」
マティアスはそう言って笑うと大きな体でを包んだ。
次の日
フロ「は!?何??人形師抜け駆けしようとしてんの?」
リチャ「それは頂けないな。話を聞かせろチェルニン。」
マティ「抜け駆けではなくデート。そういうブランドさんも昨晩風呂場でのとの出来事。あれは抜け駆けの一種では?」
フロ「あれはね!違うんだ!あれはその!」
リチャ「聞かせてもらおうか。ブランド。」
マティ「私が来た瞬間には私に助けを求めてきた。つまり同意ではないよね?それはどう説明する?」
フロ「それはね!が可愛いのが悪くて!」
リチャ・マティ「「それは確かにあるな...。」」
マティ「ではなく...。」
「分かったよ!今日はマティアスと二人きりでデートするけど、今度フロリアンとリチャードも2人きりでデートしよ!それで埋め合わせしよ!それでいいでしょ!!」
フロ「いいよ♡♡」
リチャ「許す...♡」
マティ「......この二人は録な事を考えてなさそうだけど。いいの?...。」
「マティアスとのデートを許してもらうにはそれしかない。」
は渋々頷いた。