• テキストサイズ

場地さんと大人の遊びごっこをしてしまう話

第2章 ペットプレイ


「え?遊ぶの?私……」と私は言ったが彼は無視して続けた。「お前の好きなお菓子もあるぞ?」と言ってお菓子を見せてきた。「え?ほんと?やったー!」私は思わず喜んでしまったがすぐに彼は自分の方にしまった。「えーなんで?」と私は不満そうに言うと彼は言った。「欲しかったら……」圭介君は持っていた猫じゃらしに紐をつけて紐の先にお菓子を巻きつける。「何してるの?」と私が聞くと彼はニヤッとして言った。「食べたかったら、取ってみろよ」と言われた瞬間私は理解した。「あ!ずるい!」と言うと彼は笑いながら言った。「ほら、早くしないと俺が食べちまうぞ?」と挑発してくるので私は慌てて猫じゃらしに飛びついた。「あっ……クソ~……」「ハハハハハッ!頑張れよ!」と彼は笑いながら見ている。私は必死になって猫じゃらしにジャンプしてみたりしたが一向に取れる気配がない……「うぅ……取れな……い」と言っているうちに疲れてしまい座り込んでしまった。それでも諦めきれずもう一度チャレンジするがやはりダメだった。すると彼は私の隣に座り耳元で囁くように言った。「ねぇ帆乃花は猫ちゃんだから、ちゃんとおねだりしないとね」と言われて私はドキッとしたが、同時に恥ずかしくなったので顔を逸らした。「ほら、言ってごらん?」と言って彼は私の頭を撫でた。「ご主人様……お願いします」と私は言うと彼は嬉しそうに笑った。「……お前……フフッ、ご主人様って……可愛いな」と言われた瞬間私は顔が熱くなるのを感じた。「うぅ……だって……」と私が言うと彼は笑って言った。「じゃあ、食べさせてあげるからな?」と言って彼は私を抱き抱えると膝の上に乗せた。私は緊張してしまい固まってしまったが、そんな私を気にせず彼は猫じゃらしを私の口元に持ってきてくれたのでパクっと食いついた。すると彼が頭を撫でてくれたので嬉しくなってつい微笑んでしまう。それを見ていた彼も笑顔になったのを見て私もさらに嬉しくなったのだ。
/ 24ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp