第3章 南波くんの重たい愛
「えっ、いやだって、後悔してそうな感じだったから、、。告白するつもりなかったなら聴かなかったことにしてあげようと、、。」
「頭おかしいんか己は!!こんなとこで変に真面目になるな!!俺は自分の言ったことを撤回するつもりはない!!」
ピシャリと言い切られてしまい、数秒前にメソメソしていた人とは大違いだった。
「で、でも私、南波くんのことそうゆう対象で見たことないし…。」
「さっき、早く告白しろ的なこと言うとったのはどこのどいつや!!」
「だって、いきなりすぎたんだもん!告白されてたら間違いなく、意識してた!!」
彼にギャンギャンと怒鳴られ、なんだかこちらも理不尽な怒りに怒鳴り返す。