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愛が重たいです、南波くん【R18】

第5章 ダークホース




でも、拒まれたら?

こいつに嫌われたら、もう毎週飲みに行く関係にすらならなくなるかもしれない。



そうなったら、告白したところで一緒やな…。


俺は最低なことを思いついた。

断りずらい状況にしたらええんや。

まだ、借り返してもろて無い。


彼女の腕を掴みながら、近くのホテルをスマホで探す。


振り解くこともできたのに、掴まれた腕にはもう力が入っとらんかった。





先輩のことなんてどうでも良くなるくらい、めちゃくちゃにしたい。




ひた隠しにしてきた独占欲が、今まさにブレーキをかけることなく俺を動かしとるって、この時はっきりわかった。



◽︎◽︎◽︎南波side fin◽︎◽︎◽︎

to be continued …

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