第3章 南波くんの重たい愛
「な、流れてホテル行った私も悪いし、入れてって言った私も悪いけど!!……あれはずるいと思う。」
「弁解の余地もございません、、、。」
しょぼんとする彼。
私は昨日の出来事が嘘では無いと改めて確認し、念のために告白したことにも言及する。
「好きって…本当なの?」
彼はその言葉に顔を赤くして俯く。
南波くんも高校生みたいな反応するじゃん…。
「好き…です。ずっと隠しとったけど……実はめっちゃ好きでした。」
「そ、そうなんだ。…てか、それならもっと早く言ってよ。そしたら、先輩のこと…好きになったりしなかった。」